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ウィンター・ソング [映画感想 あ行]

ウィンター・ソング

ウィンター・ソング

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2007/04/20
  • メディア: DVD


映画タイトル:ウィンター・ソング
初公開年月 :2006/11/11
監督:ピーター・チャン
脚本:ピーター・チャン
出演:金城武 ジョウ・シュン ジャッキー・チュン チ・ジニ 他

■2007.9.30(日) 本日の一言■

とうとう9月も終わりである。(TT) 早い!早すぎる!
ブログを気にかけつつ、この1ヶ月何をしていたのかといえば、疲れから酷く膿んだ!ヘルペスを
足の指先にこさえてしまい、(ヘルペスって口周りにできるんじゃないんかい??と驚いたのだけれど・・)
点滴と薬と通院と仕事に忙殺されて、映画もみにいけず(実際、体力的にも映画どろこじゃなかったし・・)
本当につまらない生活を送っていたのである。
で、現在、そのヘルペス様はどーなったかというと、最盛期に比べればマシにはなって、
指の角にポチッ!とできているだけになったのだが、、それがなかなかなおらず、
またやっかいなことに、疲れると再び大きく育ってきたりなんかするのだ。(><)
医者は長期で仕事を休むと、完治したりするんだけどねぇ・・などとのたまわってくれるけれど
そんな長期に仕事が休めるわけはない。いっそのこと医師(センセイ)が強制的に入院でも
させてくれれば、休めるかもしれないというものだ。

ということで、完治はしていないけれど、少し体力が戻ったら映画館で映画を見たい。
でも映画館に行く体力はまだ戻っていないので、自分の棚からひとつまみ・・で、
旧作の香港映画『ウィンター・ソング』を鑑賞することにした。
以下からあらすじ、そして感想をアップする。(^^)

さて、あらすじである。<映画ONLINE参照>

かつての恋人同士がミュージカル映画の共演で再会、
劇中の恋物語に過去の記憶が重なり合い激しく揺れ動くさまを切なくも華麗に綴る。
 昔の上海を再現したスタジオでミュージカル映画の撮影がスターとした。
ヒロインは孫納(スン・ナー:役者は女優のジョウ・シュン)。
監督(ジャッキー・チュン)とは仕事を越えた関係が続いていた。そんな孫納の相手役として
香港から呼ばれた人気俳優、林見東(リン・ジェントン:俳優は金城武)は、かつて孫納と
恋人同士だった男。彼女の女優への夢が2人を引き裂いた。
以来10年間、見東は彼女への想いを断ち切れず苦悩してきたのだった。
やがて、2人が演じるミュージカルのストーリーが、10年前の2人の愛を甦らせていく…。

それでは感想である。
★以降、ネタバレもありますよ★

かって女優でも俳優でもなく、かたや女優を夢見る女と監督を目指していた男は、
さびれた中国の街で出会い、恋に落ち、しかし女は女優になる夢のために男を裏切り、
大女優となり、また男も彼女の裏切りを許せないまま、香港の人気俳優となって、
再びミュージカル映画で恋仲を演じ、現実世界と映画のストーリーを重ね合わせて
物語は進んでゆくという映画。

よってこの映画は、悲恋ミュージカルの撮影シーンと、現在は大女優となった
女、スン(ジョウ・シュン)と現在の恋人であり映画監督であるニレ(ジャッキー・チュン)と、
かってのスンの恋人で現在は香港の俳優であるリン(金城武)の現在位置にある三角関係と、
かってスンとリンが愛のみの貧乏暮らしをしていた北京での思い出が、よくいえば、
三つどもえとなって観客に向かって流れこんでくるし、悪くいえば物語の時間軸が
あっちにこっちにと飛び、過去と現在と細切れに見せられるために、随分と困惑した気分に
させられた映画でもある。

しかし、それにしても、私がこの物語で、うーむ・・コレはどうなんじゃい?(--)と思った
役どころは、やはり金城武が演じるリンである。
香港の人気俳優になっても、10年前の裏切りで終わった恋を抱えたまま、不眠症になり、
睡眠薬のお世話になり、いつか裏切った女(大女優)に自分が味わった哀しい想いを
同じように味あわせてやる!と思いながら生きる男・・
かっての恋人である現在は大女優との共演の話を安いギャラで出演を承諾するのも、
一重に彼女への固着と復讐心って、随分と器の小さな男だなぁ・・
だから彼女に捨てられるんだよ。ダメダメ!ダーメな男だな!なのである。(ーー)

顔は確かに金城武なので、一瞬、リンの根に潜む陰湿さを忘れて、彼の失恋心に惑わされ
そうになるかもしれないが、このスン(大女優)との共演が決まってからのリンの行動は
正直、オイ・・オイ、オイ!オーイ!そんなことしちゃって、その後、どーするのか
よく考えなよ、それじゃストーカーでしょ?と、言ってやりたくなることばかりなのである。
夜な夜な起きては、PCに向かいテキストに、ひたすら恨みの言葉を打ち込んだり、
女優であるスンが夜、ひとりでプールで泳いでいるところに、服のまま飛び込んじゃったり
した上に、キスする男など、正直、気味が悪いのである。
おまけに再び、大女優の心に恋心の火をつけて、むげなく捨てておきながら、
やっぱり彼女が好きだぁああ!と、彼女のもとに舞い戻り、抱きしめる・・という
まったく、ミイラ取りがミイラになるような、この行動 ┐(-。ー;)┌ヤレヤレ 勝手にヤッテチョーダイ!
なのだ。

また、このストーカー気質の男リンと、かって恋人同士だった、大女優のスンの行動も、
私はよく理解できなかったりした。確かに映画の中で撮影されている
ミュージカル映画の内容が、かっての己の恋愛と重なる部分があるにせよ、
監督との師弟関係や愛情関係を捨ててまで、リンへ走るほどの威力があるようには、
どーにも思えないのだ。で、リンといっときヨリを戻して寝てしまい、二人の愛は復活!に
なるのかと思えば、スンは、結局どちらも選ばず別れることにしてしまったりと、
この女はいったい、何をどーしたいのか?よくわからん、私はわからんよぉ!なのである。

で、この映画の影の主役というか、ピーター・チャン監督が一番、思い入れ深く
描きたかったのは、ニレ監督(ジャッキー・チュン)だったのではないかと、私は思う。
後半から終盤シーンのほとんどは、主役であるはずのリン(金城武)を食らい尽くし、
あぁ!この映画の本当の主役はあなただったの?と思うような映像の占拠ぶりである。
監督という立場でありながら、思わぬ俳優の降板から、自分も急遽、俳優として
ミュージカル映画で、リンの恋敵役となって出演してしまうのにも、驚いたけれども
もともと、監督役を演じているジャッキー・チュンがアジアの歌神様でいらっしゃるために、
ミュージカルの歌のシーンでは、もう1人で段違いに歌が本当にうまく、「コレ監督だよね?
監督でしょ?俳優役じゃないのに、こんなに歌、うまくていいんか?」(^^;;)と
私はその歌声に喜びつつも、苦笑いをとめることができなかった。
しかし、私がこの映画の中で一番、考え方や感じ方が理解がいったのも、
このニレ監督のみであった。自分の恋人であり、女優であるスンが、自分が撮影する
映画の中で、終わったはずの恋を燃え上がらせ、リンへと傾くのは、監督として見ていて
おもしろいはずはないし、苛立ちもよく見え、またスンとの別れを決める過程も
繊細によく描かれている。なーんでスンは、この監督を捨ててストーカー男のリンへと
走ったのだろう?男としての器量は、どこをどうみたって(ジャッキー・チュンが演じている
ということを差し引いてますよ念のため(笑))このニレ監督のほうが上で、大人でいいと
思うのに、まことに恋の残り火(それも10年前なのに・・)は燃え上がると怖いんだなぁ・・
という感慨をもたずにはいられなかった。

次に俳優の感想。

金城武も、ジョウ・シュン ジャッキー・チュン、ともども安定した演技ぶりだと思う。
で、 チ・ジニという俳優が出演していて、この人はどうやら人気があるらしい・・のだが、
こう深く印象に残る役をもらっておらず、表情も穏やかな笑みばかりで、残念な限り。
この映画に、へっぽこの俳優は1人もでてこないので、安心して観ることができるのではないだろうか。

最後に映画の全体的な感想を書いておこう。

アジア版のミュージカル映画?といえばいいのだろうか?
うーむ・・私の中でも、微妙なイチにある映画だ。
さきにも書いたのだけれども、ミュージカルになったかと思えば、思い出のシーンに
なったり、現在の役どころの思いになったりと忙しい映画なので、どこに重点を
置いてみるかによって、感想がバラけるような気がする。
しかしミュージカルシーンは、そんなに悪い作りではない。
中国風あり、インド風でもあり、セットや衣装はハリウッドとはまた違う
きらびやかさをもって、荒削りではあるけれども次々と迫ってきて、
新鮮で楽しい。これを機会に香港、アジア映画もハリウッドとはまた、味の違う
ミュージカルを製作していく基盤はあるのだと確認ができる映画だと思う。
アジアンなミュージカルを味わいたいかたには、ストーリーはベタであるけれども、
お薦めできる。とくにアジアの歌神と言われる、ジャッキー・チュンの歌声は
一度、聞いては損はない。今回も彼の歌声に救われて、私は楽しむことができた。

それにしても久しぶりに映画ブログを書いたけれど、
ちょっとカンがにぶっているような気がするなぁ・・
早く元気になって、いいレビューが書きたいねぇ。(^^)


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コメント 8

れいりん

お久しぶりです~。久しぶりのup嬉しいです。
でも、まだみていないので肝心な中身は読まないように・・・(^_^.)
お仕事お忙しいそうで大変ですね。
それよりも何よりもヘルペス、タイヘンですね。
姉もよく作ってました。
早く完治されますよう・・・
by れいりん (2007-10-01 20:33) 

まなてぃ

れいりんさん、こんにちは。(^^)
おひさしゅうございます。
まずは、コメントどうもありがとうございます。

ヘルペスの完治までは、もう一歩というところまで
きました。ここで焦ってイジると悪化するんですよねぇ。(汗)
我慢強く薬飲んで、塗って、治療にはげみますよぉ。

『ウィンター・ソング』は、物語は、ものすごくベタなのですが、
私は、ジャッキー・チュンが好きなので、(^^)ヾ
彼が歌うシーンになるたびに、フフフフ(^m^)うまいねぇ。
と喜んで、最後まで見てしまいましたね。
金城武ファンの喜びどころは、役どころが貧乏人でさえないメガネを
かけていても、やはり金城武は格好いい!ということですね。(^^)

時間ができたら、観てみてくださいね。
by まなてぃ (2007-10-02 21:41) 

のんたん

ヘルペス、まだまだよくなってないんですかね??
粘膜周辺にできると聞いてたんですが、そんなとこにもできちゃうんだ。
あれってほんと気分が憂鬱になるんですが、足の指先?!
毎日靴はかなくちゃいけないし、治るもんも治らんような場所ですね・・・
早いとこ完治されるといいですね。

ウィンター・ソング、なにやら訳の分からない話でありました。。。
もともとミュージカル映画が多分苦手なワタシ。シカゴもダメです。
でも金城武がかっこいいから、いいのかな。なんて。
私は傷城で開眼ですけど^^;
季節も過ごしやすくなったし、早く心置きなく映画が楽しめるように
なるといいですね。またアップ待ってますよ~~^^
by のんたん (2007-10-06 10:58) 

まなてぃ

>のんたんさん、こんにちは。コメントどうもありがとう。
もうあと一歩でヘルペスも完治!!!というところまで
きているのですが、親指ツメと指のカドっこみたいな
ところにできているヤツ(ヤツ呼ばわり)が、なかなか
完治してくれないんですねぇ。困ったものです。
でも、あとちょっと!なんですよ。がんばりますよぉ。
(何をどーすれば、治るのかなぁ・・とも思ったりしましたが・・笑)

ウィンター・ソング・・
私も実はミュージカル映画は、あまり得意な分野ではないですねぇ。
こう、突然!歌いだしてしまったりすると、深刻なシーンでも
笑ってしまって・・(^m^)
まぁ・・でもこの映画は、物語の映画の撮影シーンとして
ミュージカルが使われていたので、あまり笑わずにすんだこと、
そして、やはりジャッキー・チュンの存在は大きかったですね。
実は、金城武も、この映画で、貧乏くさい役をやっていても
元が格好いいと、見れてしまう!んだ!(◎◎)と
発見した次第。
『傷城』以降の金城武の作品も楽しみにしたいですね。
by まなてぃ (2007-10-09 16:47) 

まなてぃ

>noricさん、Niceどうもありがとう。(^^)
by まなてぃ (2007-10-09 16:47) 

まなてぃ

>FuHaさんNiceどうもありがとう。(^^)
by まなてぃ (2007-10-09 16:48) 

れいりん

こないだようやく見ました!
確かに話はベタだし、時間軸があちこちとんでいって
更に劇中劇もあり、ちょっと頭が混乱してしまいますね。
それにスンはどうして結局どちらも選ばないのだろう、
とか、リンはどうしてスンに復讐を果たしつつも彼女の
もとにもどってしまうのだろう・・・?とわからないことだら
けでした。
そしてチ・ジニも私、恥ずかしながら?チャングムの誓いに
はまってしまっていたので、結構期待してたのですが、よく
分かりませんでした。
その中での救いはジャッキー・チュンでした。彼の歌が
始まるとおおおーーーって聞き入ってしまいました。
かっこいいですねえ。初めて知りました!
で、彼が死ぬシーンではとにかくびっくりしたのですが
あれも劇中劇で・・・。
ちょっと混乱しまくりでした。
何回も何回も見るとまた違う味わいがあるのかしら???
by れいりん (2007-11-12 21:03) 

まなてぃ

>れいりんさん、コメントどうもありがとう。(^^)
おおぉ!とうとう観ましたかぁ。(笑)
私も「チャングムの誓い」は韓国ドラマでありながら、
チョコチョコと観てましたね。
なので、今回、この映画に、チ・ジニがでているのを
みて、おぉおお・・・あの変わった帽子をかぶらない
チ・ジニは、あのような顔をしているのか!(◎◎)と
妙な感心をしましたよ。
彼は、人の愛や人生観をみおさめる天使の役なのだ
そうですよ。いわれなきゃわかんないですよねぇ。

ジャッキー・チュンは格好いいですよねぇ。(^^)
私、実はかなりファンなんですよ。ヘヘヘ
歌もうまいし・・演技もなかなかですしね。
アンディ・ラウの「いますぐ抱きしめたい」なんぞにも
アンディの弟分役として出演していますよ。

いずれ、そのレビューも・・書きたいですねぇ。
あぁあ・・・時間と体力をつけて・・早く復活したいものです。
by まなてぃ (2007-11-13 21:59) 

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