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機動戦士ガンダムⅠ [映画感想 か行]

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映画タイトル:機動戦士ガンダム I
初公開年月 :1981.03
監督:富野喜幸
脚本:星山博之 荒木芳久 山本優 松崎健一
声出演:古谷徹 鈴置洋孝 古川登志夫 白石冬美 池田秀一 他


あらすじ<映画ONLINE参照>

宇宙世紀0079。スペースコロニー・サイド3は“ジオン公国”を名乗り、
地球連邦政府に対して独立戦争を起こす。
彼らの攻撃の要は、“ザク”と呼ばれるモビルスーツ。
それに対抗するため、地球連邦側も極秘にモビルスーツを開発し、
サイド7で性能テストを行っていた。だが、情報を察知したジオン公国は、サイド7に
“赤い彗星”と呼ばれるシャア・アズナブル少佐率いるスパイを送り込む。
突然のザクの襲撃を受け、サイド7は瞬く間に戦場へと変わってしまう。
サイド7に住むコンピュータ・マニアの内気な少年、アムロ・レイは、避難中に偶然、
モビルスーツ“ガンダム”の機体と説明書を見つけてしまう。
混乱の中、ガンダムを起動させるアムロ。彼は苦戦しながらも
なんとかガンダムを操縦し、敵を退ける。兵士たちが戦死したため、
アムロはその後もガンダムのパイロットを続けることになるが…。


※以下からネタばれ必須です。※

■2009.08.21(金) 本日の一言■

お台場にガンダムが立つ!という話題で盛り上がった、今年の夏。

一応、私めもガンダム世代。
(2009年現在、30代から40代のガンダムファンの人のことそうを言うらしい。)
しかしこの『機動戦士ガンダム I』は映画館では鑑賞しおらず、
(Ⅱ、Ⅲは映画館で観たが・・)なぜにⅠを大スクリーンで観ておかなかった!と
未だに後悔している作品の1つである。orz...トホホ

今回はその話題沸騰中?のお台場ガンダムにちなんで、映画版『機動戦士ガンダム I』の
レビューを上げることにした。
ガンダムを知らない人にもできるだけわかりやすく書きたいとは
思っているけれども、さて・・どーなることやら。(^^;)


さてさて。
物語の始まりは宇宙居住区(巨大な宇宙カプセルのようなもの)
サイド7なるところに、地球連邦軍がMS(モビルスーツ)ガンダムを製造する
研究所があり、

これがガンダムですがな。あ・・今更でしたか。(汗)

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ガンダムを地球へ輸送すべくやってきた、ホワイトベース という軍艦は、

これが地球連邦軍の新軍艦!ホワイトベースですがな。 あ・・・こちらも知ってましたか。(^^;;)

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地球連邦政府へ独立宣戦布告をしたジオン公国のスパイ船(宇宙船)を巻くことができず、
おめおめと敵を民間人が多く暮らすサイド7へと導きいれてしまうのである。

そのスパイ船のリーダーが、MSでの戦闘能力にもたけ、
また軍事の作戦を練ることにも才能を発揮している天才軍人?の
シャア・アズナブルなのである。

このガンダムシリーズでは、彼なくしてはお話が進みませぬ・・
お見知りおきのほど、よろしゅうお願いいたしまする。(笑)

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で、スパイ活動の手柄を急いだシャアの部下の1人が、サイド7で戦闘を開始したことから、
地球連邦軍は多大な被害をこうむり、多くの軍人やパイロットを失ったことから、
ホワイト・ベースは民間人を軍に取りこみ、軍を再編するのである。


また戦闘の最中、ガンダムの操縦をしてしまったアムロ・レイは、
彼の意思にかかわらず、ガンダムのパイロットにならざる得ない状況にいたわけだ。

下の左右ともアムロ・レイですな・・・

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しかしねぇ・・数え切れぬほどの銃装備やらいろんな機能がついているのに、
乗ったその日のうちに動かして、飛び回って、戦ってと大奮闘のアムロである。
そんなに簡単にガンダムって操縦できてしまうのか?覚えられるものなのか・・
いくらなんでも・・それは話に無理があるんでないの?という気持ちが昔も今もするが、
まぁ・・それは物語上、大人の事情上、観客は飲み込まねばならないことなのだろう。

目を瞑ろう・・(^^;)ネッ。

ついでに言わせてもらえれば、アムロ以外の働ける民間人にも、同じことが言える。
下の3人の男たちのうち真ん中にいる男いがいは、数日前までは民間人であったし、
それにも関わらず、ガンダムほどにはないにせよMSを操縦してしまうし・・(汗)

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また、のちのホワイトベースの艦長となるブライトという、
この青年士官も最近、士官学校を卒業したばかりの若造だし・・
そんな男が艦長となりシャアと戦わねばならないとは気の毒な限りだし、

このアニメを観た中学生の頃はブライトさん、老けて見えましたが、
今となっては、えらい若い兄ちゃんにしか見えないのだから時の流れは恐ろしい。

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彼女たちもまた、民間人であったにもかかわらず、
ホワイトベース自体のパイロットになったり、通信士や庶務係?のような役割を
担うハメになってしまったのである。

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特に上の絵の真ん中にいるセイラ・マスという民間人の女性は、
『機動戦士ガンダム I』では多くは語られないが、そののち(Ⅱ・Ⅲで)
ジオン軍のシャア・アズナブルと実の兄妹の関係であることが判明するのである。
よってそれまで、この二人の関係は一体何!なんなの??(@@)という
ジレンマを抱えたまま、観客はこのアニメを鑑賞を続けることになるのだ。

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まぁ・・それは、後々Ⅱ・Ⅲの感想の余談として残しておくとして、
(感想を上げる気でいるのか?ヲイ!)

とにかく、このホワイトベースに乗っている軍人と思わしき人々のほとんどは、
民間人上がりのペイペイなのだ。

しかし、よほどガンダムとホワイトベースの性能がいいのか・・
それとも悪運が強いのか??ブライトの采配がいいのか?

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この素人集団が、次々とやってくる量産型ザクや百戦錬磨のシャア専用ザクの襲撃も、
かわし続けてしまうのだから、もうびっくりなのである。( ̄◇ ̄;)ワォ!

地球連邦軍にたいする見所は、こうした素人集団であった
民間からあがってきた少年・少女 軍人たちの成長物語なのだろう。

でだ・・、ここまではわりと地球連邦軍側ばかりを紹介してきたので、
ホワイトベースが地球へ降り立つ話をする前に『機動戦士ガンダムⅠ』における
ジオン軍側のことも少々ふれておこう。


このガンダムというアニメの優れているところは、
とにかく登場人物の全てが善と悪のどちらか1つというような分類を作らなかったこと
だと私は思う。
戦争なのだから当然なのではあるが、地球連邦にも言い分があろう、
また宣戦布告をしたジオン公国にも言い分があり、宣戦布告をしたからといって、
全てが悪ではなく善と悪を内包した、1人ひとりの人間として描いているところは
画期的なことである。

今回の『機動戦士ガンダムⅠ』のジオン軍側の主人公と言えば、彼だろう!

ガルマ・ザビ(^▽^)ジオン公国の統治者の三男坊、末っ子である。

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士官学校を出たばかりで、凄腕の姉に頭があがらないらしく、
早く武勲を立てて一人前の男としてみてもらいたいらしい。
また物語の流れてきにみて、シャアとは士官学校で同級生らしく仲も良い。

そして真剣な恋!(^m^*)キャッ も、しちゃったりしているのだ。
ガルマ様ぁあ!ピューピュー!(⌒・⌒)

シャアのセリフで言わせてもらえれば、
『前線でラブロマンスか。ガルマらしいよ。お坊ちゃん。』のお坊ちゃまなのである。

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もうイセリナ(でしたっけ?名前がいまひとつ・・覚えていないのですが)
彼女と結婚する気マンマン!でいらっしゃるから、
早く誰にも文句を言わせない武勲を立てて、彼女といっしょになりたいっ!
それにはホワイトベースとガンダムを生け捕りにしたい!わけで、

恋の熱が後押し!
ホワイトベースがジオン公国領内ギリギリの境界を飛び出した、と聞いたら、
パーティも途中に戦場に向かってしまうわけなのだね。(^^;;)

またシャアがしゃーしゃーと(スミマセン・・オバサンなんで時々くだらんダジャレが・・)
『キミの力になろう・・』やら『キミに今回は譲ろう』やら
『私が(ザクに乗って)地上におりホワイトベースを探そう』etc

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出世や上昇気流に乗りたがるシャアにしては珍しく、ガルマにこの案件を譲ろうとする
あたりが、もう策士の匂いがプンプンするのである。フンフン( ̄‥ ̄)ニオイマスゼ・・ダンナ

そして片や敵にあたるホワイトベースは、このジオン公国領内から、
決死の脱出をしようと機を狙っていたのだ。

もうこのシーンでシャアがMSに乗り、ホワイトベースを探し出すあたりから、
シャアという男が一筋ならない過去やら性格を抱えたヤツであるということが、
判明しだすのである。

ホワイトベースを探すようなフリをしつつ、
ガルマが特攻せざる得ないワナをしかけ、
ガルマがワナにかかった瞬間、無線を通じてこう言い放つのである。

『ガルマ、聞こえていたら君の生まれの不幸を呪うがいい。』

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ヒョえぇええええええ????(◎◎)どーいうことですかっ??
お友だち!じゃあなかったのかい??キミたちはっ!

今となっては、シャアがこう言い放つその理由を知っているので
驚かないセリフではあるのだけれども、
初見の時、中学生だった自分はもう腰をぬかさんばかりでしたがな。(@@)

ここは名シーンだから、やっぱりセリフも書いてしまおうか。

ガルマ:『何、不幸だと!?』

シャア:『そう、不幸だ。』

ガルマ:『シャ、シャア、お前は?』

シャア:『君はいい友人であったが、君の父上がいけないのだよ。
    フフフ、ハッハッハッハ。』

ガルマ:『シャア、謀ったな!シャア!』

:謀られたことがわかっただけ、ガルマ様・・キミは賢い。(-人ー)南無南無

しかし、初見のときは、
君の父上がいけないのだよ・・ と言うシャアのセリフが
チンプンカンプンであった。

ハッキリ言えば、
初見ではo(゚◇゚o)ホエ?これはいったいどういうことなのだ?・・である。

この機動戦士ガンダムという作品は、とても忍耐を強いられる映画だと私は思う。
なぜなら物語を初めから観たところで、登場人物の全てが理解できるということが、
まずないからだ。
物語が進むに連れて、見えてくる登場人物の過去たちがあって、
それに続いて語られている現在なのである。

なので、それらを観客各自が登場人物の過去を読み解き理解があってこそ、
はじめて面白い!が実感できる作品なのだと思う。
だから、初見の場合はとにかく我慢して観続けることが必要なのだ。

では再びジオン公国の登場人物を続けて紹介しよう。
シャアがガルマへ言った、キミの父上が悪いのだよ・・のガルマの父上である。
デギン・ザビ侯。ジオン公国の王?といえばいいか。

ガルマの死を聞いて、かなりショックな模様。

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そしてクセモノぞろいのガルマの兄&姉。

左:   次男・ドズル・ザビ(顔はこんなだけれどもいいヤツなんですがな。)
中央: 長女・キシリア・ザビ(凄腕女!ガンダムⅡ・Ⅲで本領をジワジワと発揮。)
右: 長男・ギレン・ザビ(そうとうクセモノっすよ。政治家向きとも言えますが)

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実のところガルマの死を悲しんでくれていたのは、
父親のデギン・ザビと次男のドズルといったところだろう。

それが証拠に葬儀の最中、長女のキシリアは弟の仇にもなるシャアの行方を
軍事的に必要だと考えて捜索を部下に命令していたし、
長男のギレンはジオン公国の威信を高めるために弟の葬儀で行う弔辞を
最大の宣伝と考えていたようだ。
まぁ戦争の真っ最中だから、現実の世界でも戦死した人を英雄に祭り上げ
戦争の士気を高めることは多々あることだ。
しかしそれをアニメ映画でぶちまけられてしまったことが、私には新鮮だった。


そしてあまりにも有名な2つのセリフ。

ギレン『ガルマ・ザビは死んだ。なぜだ!?』 と叫び

シャア:ガルマの葬儀の中継を聞きながら『坊やだからさ。』と呟くのである。

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しかし、この中継を観ることで地球連邦軍を仇と考え、討とう決意する軍人たちも、
確かにいるのだ。

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たとえホワイトベースにいる人間たちが民間人あがりの
ただ生き延びたいだけで戦った人であったとしても、
ジオン公国側の彼らからしてみればガルマを戦死させた相手は仇であり、
理由がどうであれ、元民間人とて戦う相手になってしまう・・
戦争に勧善懲悪などということはないのだと、ハッキリと提示された
子供時代の私にとって、初めての戦争作品だった。

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しかしねぇ・・今回レビューを上げるにあたって久しぶりにこの作品を観たけれども、
物語に古びたものは感じなかったが、映像やアニメの動きの古さは、
どうしても目についてしまう。
リマスタリングされたんだろうか?ブルーレイでもいいのだが、
動きはもう仕方がないにせよ、美しい映像で味わってみたいなぁ・・
という気分にさせられた。

そのうち、Ⅰの続編である『機動戦士ガンダム Ⅱ 哀・戦士編』や
『機動戦士ガンダム Ⅲ めぐりあい宇宙編』を観てレビューを上げたいものである。

序編ではあるが、夏のなごり&お台場のガンダムを惜しみつつ、
鑑賞するにはもってこいの作品だ。

ガンダム世代の方にも、他の年齢のかたがたにもお薦めの映画である。

最後に宣伝。





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まなてぃ

朱色会さん、ご訪問&niceありがとうございました。(^^)/
by まなてぃ (2009-09-18 21:50) 

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